個人版民事再生とは
個人版民事再生は、平成13年4月1日からスタートした新しい債務整理の方法です。
自己破産はどうしても避けたいけれど、借金の元本すべてを支払っていく任意整理を行うだけの経済的な余裕がない場合などに非常に有効な方法だといえます。
個人版民事再生は、利息制限法で引き直し計算をしてから、さらに借金の元本を圧縮し、3年間に渡って業者に分割で返済を行うという手続きです。
簡単に言うと、家などの財産を手放さずに、借金の一部を免除してもらい、残額を3年(最長5年)で分割して返すことができる制度ということになります。
ただし、圧縮される金額にも限界があり、最低支払わなくてはならないボーダーラインとして最低弁済額という基準があります。
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