ブラックリストに載る
どの債務整理をする場合でも、いわゆるブラックリストに登録され、今後数年間は借金をしたり、クレジットカードを利用することができない可能性が高いといえます。
ブラックリストとよくいわれていますが、実際にはそういうものはありません。
ブラックリストに登録されるというのは、消費者金融やクレジット会社、銀行などの金融機関が加入している「個人信用情報機関に事故情報として登録されること」を意味します。
金融機関は、新たな貸付をするときに、そのお客さんの事故情報がないか個人信用情報機関に問い合わせをして、貸す貸さないを判断することになるため、「ブラックリストに載る＝新たな借金や、クレジットカードの利用に制限がかかる」ということになるのです。
債務整理をすることによって、ブラックリストに載るのは、債務整理をされた方ご本人のみです。同居しているご家族まで登録されるということはありませんので、ご安心下さい。
どの債務整理を行うかによって、ブラックリストに登録される年数が異なるとはいえ、一定の年数がすぎましたら、その情報は消えることになります。
債務整理を行った場合は、新たに借金をされる場合と同じく、クレジットカードでのキャシングや買い物にも制限がかかる可能性が高いです。
債務整理をするとクレジットカードは使えなくなる、という覚悟をしておいたほうが無難だといえるでしょう。