過払い金とは？
過払い金請求と借金問題
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過払い金という言葉を最近よく耳にするようになりました。
といっても一般の方にはほとんど馴染みがないと思いますが。
この過払い金は多額の借金を抱えながら、その返済に苦慮している人にはとても重要に意味があります。
なぜなら、債務整理をしている弁護士・司法書士の間で、近年盛んに過払い金の回収がおこなわれているからです。
過払い請求をすると借金のある人にどんな有利なことがあるのでしょうか？
まず、この過払い金とは簡単に言えば、債務者が貸金業者に返し過ぎたお金のことをいいます。
もう少し詳しく説明しますと、
債務者が消費者金融等の貸金業者から利息制限法の利率を越える利息で借入れをしている場合に、利息制限法に引直計算をした結果算出される、本来であれば支払う義務のないお金のことをいいます。
そういわれても、わかりにくいと思いますので、もう少し簡単に説明しましょう。
例えば、
100万円を借りた場合で考えてみましょう。
出資法で計算すると1年で29.2なので、29.2万円の利息を返済する事になります。
しかし、利息制限法で計算すると年15％になりますので、15万円になります。
この差額（29.2万円-15万円）14.2万円が支払い過ぎた利息（過払い金）ということになります。
そして、この払いすぎた利息の返還を求めることが過払い金請求なのです。
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