返すために借りるはダメ
多重債務に陥る人に多く見られるのが、返済のための借り入れです。
A社から借り入れをおこなって、B社に返済する、という自転車操業状態は非常に危険です。
このような状態では、当然のことながら借金は減りません。
利息の分だけ利用額がどんどんと膨らんでいき、状況は悪化するだけです。
返済を借り入れでまかなうしかない状態になったら、多重債務に陥っているといっても過言ではないでしょう。
返済が厳しい場合は、他社からの借り入れを考えるのではなく、別の手段を検討すべきです。
どうしても他社から借り入れるしかない場合は、その状況が一時的なものか否かを見極め、長期的にその状況が続くようなら、専門家に相談して、適切な処置を講じる必要があるでしょう。
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